【予想】第87回アカデミー賞受賞予想:第9回・助演男優賞

こちらもまた、J.K.シモンズが受賞するでしょうけど考察をまとめていきたいと思います。


・助演男優賞
エドワード・ノートン『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
ロバート・デュバル『ジャッジ 裁かれる判事』
マーク・ラファロ『フォックスキャッチャー』
イーサン・ホーク『6才のボクが、大人になるまで。』
◎★J.K.シモンズ『セッション』


例年、ノミネート段階での組合賞との直結具合が著しいこの部門。一昨年のクリストフ・ヴァルツ以外の受賞者は皆組合賞に候補入りし、20年間で12回が結果が一致している。
今年は『セッション』の鬼教官J.K.シモンズが見事に受賞したわけで。

彼の勢いはとどまることを知らず、作品の評価を上回る好評を勝ち取り、前哨戦はほぼ圧勝。エドワード・ノートンが7つ、マーク・ラファロが1つだけ前哨戦を勝っているが、それ以外はすべてシモンズが制しているので、助演女優賞のパトリシア同様、ほぼ当確状態なのである。

シモンズ以外全員がノミネート経験者で、デュヴァルに関しては受賞経験もある。
なかなか渋いメンバーが集まった今年の顔ぶれを見ると、
ノートンとホークの復活受賞の目も捨てきれない。

主人公に対して敵か家族か、理解者か。というのがこの部門の大きな特徴。
敵でもあり、理解者でもあるJ.K.シモンズ演じる鬼教官は、主演のマイルズ・テラーを圧倒する強烈な印象をスクリーンに残している。

ここは間違いなくシモンズで、万が一の大波乱があってもノートンまでが受賞圏内といったところだろうか。

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