【予想】第87回アカデミー賞受賞予想:第11回・主演男優賞

今年一番の混戦が予想されるのはこの部門ではないでしょうか。主演男優賞の予想をしていきたいと思います。


・主演男優賞
マイケル・キートン『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
◎★エディ・レッドメイン『博士と彼女のセオリー』
ベネディクト・カンバーバッチ『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』
ブラッドリー・クーパー『アメリカン・スナイパー』
スティーブ・カレル『フォックスキャッチャー』


まず、前哨戦はマイケル・キートン優勢といった状態でした。
とはいえ、キートンを追い詰めていた『Nightcrawler』のジェイク・ギレンホールがノミネートされなかったことで、キートンの受賞当確フラグが一度立ったものの、気がつくとぐいぐい上昇していったのはエディ・レッドメインという。

今回候補に挙がった俳優のなかで、候補経験者はブラッドリー・クーパーただ一人。しかも3年連続の候補というのは男優賞ではラッセル・クロウ以来。3度連続候補に挙がったなら1回くらいは獲ってもおかしくないのだが。。。

重要な前哨戦ではキートンを上回っているエディ・レッドメイン。
俳優組合賞を受賞した俳優は、2000〜2003年の4度を除きそのまま受賞していることを考えると、ここはレッドメインで順当ではなかろうか。
そんなレッドメインは来年のトム・フーパーの新作でもきっとオスカーを狙えると早くも言われております。今年はちょうど全米で大コケ中の『ジュピター』に出演しており、関係各所ではその影響が出ないように頑張られているという情報を耳にしますが、ネックはそこだけか。
同じ英国人俳優のカンバーバッチとの対決では優勢。
実在の人物を演じた俳優はこの部門では20年で9人が受賞。今年はキートン以外全員が実在の人物を演じていますが。

『バードマン』と『アメリカンスナイパー』は俳優人気よりも作品の人気に集中している模様なので、それを踏まえるとレッドメインが受賞するという結果が一番自然に思えてくる。何といっても演じている役柄がスティーブ・ホーキング博士という、俳優なら誰もが一度は演じてみたい役柄。これは強力。
そして一番の敵はもはやキートンではなく、クーパーのほうである。



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