【前哨戦】ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞発表！

ナショナルボードオブレビュー賞は、比較的本番のオスカーに直結しない賞として知られています。

ですが近年は作品賞枠が増えたせいか、受賞作がオスカー候補になることも充分にあり得るわけです。

それにしても、予想外……。

★作品賞

『Her』(スパイク・ジョーンズ監督)

★監督賞

スパイク・ジョーンズ『Her』

★主演男優賞

ブルース・ダーン『ネブラスカ』

★主演女優賞

エマ・トンプソン『ウォルト・ディズニーの約束』

★助演男優賞

ウィル・フォーテ『ネブラスカ』

★助演女優賞

オクタヴィア・スペンサー『Fruitvale Station』

★脚本賞

『Inside Llewyn Davis』

★脚色賞

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

★アニメーション映画賞

『風立ちぬ』

★新人男優賞

マイケル・B・ジョーダン『FruitvaleStation』

★新人女優賞

アデル・エグザルチョプーロス『アデル、ブルーは熱い色』

★新人監督賞

ライアン・クーグラー『Fruitvale Station』

★外国語映画賞

『The Past』(イラン)

★ドキュメンタリー映画賞

『物語る私たち』

★ウィリアム・K・エバーソン映画史賞

ジョージ・スティーヴンスＪｒ．

★アンサンブル演技賞

『プリズナーズ』

★表現の自由賞

『少女は自転車にのって』

★映画製作における創造的革新賞

『ゼロ・グラビティ』

★★作品ベスト10★★

『12Years a Slave』

『Fruitvale Station』

『ゼロ・グラビティ』

『Inside Llewyn Davis』

『ローンサバイバー』

『ネブラスカ』

『プリズナーズ』

『ウォルト・ディズニーの約束』

『LIFE！』

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

★外国語映画ベスト5

『汚れなき祈り』

『グロリアの青春』

『グランド・マスター』

『シージャック』

『偽りなき者』

まさかのスパイク・ジョーンズ『Her』の二冠！！

またも『12yas』『ゼロ・グラビティ』の二強は受賞ならず。こちらには『アメリカン・ハッスル』は入らないようですね(完成が直前すぎたから？)

アニメーションは『風立ちぬ』が連勝中。もしかすると……。

外国語映画賞でやっとアスガー・ファルハディの『The Past』が受賞。前回の『別離』ほどのフィーヴァーはない様子ですが、今後の躍進に期待。