【前哨戦?】オーストラリアアカデミー賞ノミネート発表

<AACTA International主要部門>

★作品賞
『それでも夜は明ける』
『アメリカン・ハッスル』
『キャプテン・フィリップス』
『ゼロ・グラビティ』
『ラッシュ プライドと友情』


★監督賞
スティーブ・マックイーン『それでも夜は明ける』
デヴィッド・O.ラッセル『アメリカン・ハッスル』
ポール・グリーングラス『キャプテン・フィリップス』
アルフォンソ・キュアロン『ゼロ・グラビティ』
バズ・ラーマン『華麗なるギャツビー』


★脚本賞
『それでも夜は明ける』
『アメリカン・ハッスル』
『ブルージャスミン』
『Inside Llewyn Davis』
『ウォルト・ディズニーの約束』


★主演男優賞
クリスチャン・ベール『アメリカン・ハッスル』
レオナルド・ディカプリオ『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
キウィテル・イジョフォー『それでも夜は明ける』
トム・ハンクス『キャプテン・フィリップス』
マシュー・マコノヒー『ダラス・バイヤーズクラブ』


★主演女優賞
エイミー・アダムス『アメリカン・ハッスル』
ケイト・ブランシェット『ブルージャスミン』
サンドラ・ブロック『ゼロ・グラビティ』
ジュディ・デンチ『あなたを抱きしめる日まで』
メリル・ストリープ『8月の家族たち』


★助演男優賞
ブラッドリー・クーパー『アメリカン・ハッスル』
ジョエル・エドガートン『華麗なるギャツビー』
マイケル・ファスベンダー『それでも夜は明ける』
ジャレッド・レト『ダラス・バイヤーズクラブ』
ジェフリー・ラッシュ『やさしい本泥棒』


★助演女優賞
サリー・ホーキンス『ブルージャスミン』
ジェニファー・ローレンス『アメリカン・ハッスル』
ルピタ・ニョンゴ『それでも夜は明ける』
ジュリア・ロバーツ『8月の家族たち』
オクタヴィア・スペンサー『Fruitvale Station』


以上が主要部門のノミネートリストです。
基本的には、アメリカのアカデミー賞の有力どころと変わらないのですが、ところどころでオーストラリアらしいチョイスが目立ちますね。
たとえば監督賞にバズ・ラーマンが入ったり、助演男優賞にジェフリー・ラッシュが入ったりと、オーストラリア出身の映画人に対する敬意が窺えます。
昨年『世界にひとつのプレイブック』が旋風を巻き起こしたように、今年もラッセルの『アメリカン・ハッスル』が主要部門ですべて候補入りする快挙。今後の動向に期待が高まります。



ちなみに『華麗なるギャツビー』は国内部門のほうでも13部門で14ノミネートを達成しています。
そちらのほうでは、
レオナルド・ディカプリオの主演男優賞
キャリー・マリガンの主演女優賞
ジョエル・エドガートンの助演男優賞
エリザベス・デビッキとアイラ・フィッシャーの助演女優賞と、

国際部門のほうの『アメリカン・ハッスル』同様に主要部門を総なめしておりますが、
まあこちらはアメリカのアカデミー賞では美術や衣装などの部門に留まることでしょう。

国内作品賞のほうでは『華麗なるギャツビー』と、12部門で候補入りしている『The Rocket』の一騎打ちの様相が漂っております。こちらの『The Rocket』はアメリカアカデミー賞の外国語映画賞のオーストラリア代表作品としてショートリストに入っておりましたね。



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